うつ症状と誤診多数!男性更年期障害の原因と治療法とは
こんにちは。
相模原市緑区橋本駅徒歩2分の鍼灸院、はりきゅうマザーステラの鈴木です。
「最近、やる気が出ない」「集中力が続かない」「理由もなく不安になる」――こんな症状に心当たりはありませんか?
もしかすると、それは男性更年期障害かもしれません。
男性更年期障害は、40代以降に男性ホルモン「テストステロン」の減少によって起こる、心身の不調を指します。
しかし、うつ病と症状が似ているため誤診されやすく、適切な治療が遅れるケースが少なくありません。
実は、うつ病と診断された男性の半数が、実際には男性更年期障害だったという報告もあります。
症状と原因:ホルモンバランスがカギ
男性更年期障害では、以下のような症状が見られます。
精神的な症状
- やる気の低下
- 不安感、短気になる
- 集中力や記憶力の低下
身体的な症状
- 不眠、朝の倦怠感
- 火照り、冷え、頭痛
- 性欲や性機能の減退
これらの症状の主な原因は、加齢やストレスによるホルモンバランスの乱れです。
特にテストステロンの減少が、意欲や決断力、活力の低下を引き起こします。
鍼灸治療で自律神経と血流を整える
男性更年期障害の治療には、ホルモン補充療法が有効とされていますが、その手前の段階で注目されているのが鍼灸治療です。
鍼灸がもたらす効果:
リラクゼーション効果
鍼灸刺激により分泌される「βエンドルフィン」は、心を穏やかにし、ストレスを軽減します。
自律神経の調整
鍼灸の刺激は、脳の視床下部に作用し、自律神経を整える効果が期待されます。不眠や不安感の改善に役立ちます。
血流の改善
血液循環が促進されることで、ホルモンの運搬効率が向上し、身体全体の調子を整えます。
まずは適切な診断を
男性更年期障害が疑われる場合は、泌尿器科やメンズヘルス外来の受診をおすすめします。
特に抗うつ剤は、テストステロン値をさらに低下させる恐れがあるため、専門医による診断が重要です。
また、インターネット上で利用できる「AMS調査票」を活用して、セルフチェックを行うのも一つの方法です。
鍼灸と生活習慣の見直しで快適な毎日を
治療だけでなく、日常生活の改善も症状緩和に効果的です。
たとえば、ウォーキングなどの軽い運動や、ラム肉・玉ねぎ・ニンニクなどテストステロン分泌を助ける食材を積極的に取り入れてみてください。
男性更年期障害は適切な治療とケアで改善が期待できます。
鍼灸はその一助となる有効な手段です。「もう年だから」と諦めず、まずは一歩を踏み出してみてください。
お一人お一人に合った施術で、より良い未来へのサポートをさせていただきます。
当院では、初診の施術料金を設定していますので、気軽に鍼灸治療をお試しいただけます。
少しでも興味を持たれたならば、ぜひ一度お試しください。
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