相模原市橋本駅徒歩2分の鍼灸院「はりきゅうマザーステラ」

ただの肩こりと思っていたら、頚腕症候群かもしれません。

目次

  1. 頚腕症候群とは
  2. 頚椎症(頚部脊椎症)
  3. 胸郭出口症候群
  4. 頚腕症候群の東洋医学的考え方

 

頚腕症候群とは

頚腕症候群とは、医学事典には「正式には頚肩腕症候群という。従って現れる症状は首から肩、そして上肢にかけて何らかの症状を示す症候群の総称である」と記されています。

肩こり
 ここに書かれているように、ほとんどの方には肩こりの症状がみられます。また、肩関節から肩甲部の痛みあるいは痺れがあります。そして特徴的なものとして上肢の痺れと痛み、だるさ、浮腫、循環障害、運動障害があり、知覚的な異常を生じることもあります。

 その他、頭痛、めまい、吐き気、不眠などの自律神経失調に伴う症状が問題となります。

 また、頚腕症候群は、大きく頚椎症(頚部脊椎症)と胸郭出口症候群の2つに分類することができ、現在では頚椎症、胸郭出口症候群と呼ばれることが多いようです。

 画像診断が発達しましたが、まだまだ原因を特定できない疾患がある中で、首、肩、腕、背部に現れる痛みに対し、原因が特定できないものを頚腕症候群としているようです。

 

 

頚椎症(頚部脊椎症)

  頚椎症(頚部脊椎症)は、「椎間板の退行性変化が基盤となり、それが周囲組織に影響を及ぼし、脊髄、神経根、交感神経部などを圧迫して、種々の症状を呈する疾患である」と定義され、大きく四つに分類されています。

 ①軟部組織障害型
  関連痛型とも呼ばれ、頚椎、胸椎を構成する軟部組織である筋肉、靱帯などが変性を起こし硬化したもの。具体的には頚部の靱帯の硬化や老化により周囲組織を圧迫しておこります。症状として肩こり、頭痛、首の重だるさや痛み、肩甲間部の痛みがみられます。

 ②神経根刺激型
  頚部には頚神経叢があり、その下に腕神経叢があります。腕神経叢から上肢へ橈骨神経、正中神経、尺骨神経の三大神経が出ていて、この神経が刺激を受けると上肢に症状が現れます。症状は上肢の痛み、痺れなどです。

 ③椎骨動脈圧迫型(バレ・リュー症候群)
  椎骨動脈周辺の組織が硬くなり循環障害を起こします。症状は頭痛、吐き気、めまいなどで、非常に多くみられます。

 ④脊髄症型
  脊髄が刺激されるもの。交通事故、脊椎の腫瘍や炎症といった脊髄自体が障害を起こしたもの。症状として上肢の痛み、痺れ、運動障害はもちろん下肢の歩行障害、膀胱直腸障害、上下肢の感覚異常などです。

 

 

胸郭出口症候群

 胸郭出口症候群は、「両側の第一肋骨と鎖骨が形成する胸郭出口、およびその近傍の血管、神経などの軟部組織の硬化、偏盛が基盤となり呈する疾患」と定義され、大きく四つに分類されています。

 ①斜角筋症候群
  側頚部の前・中斜角筋で腕神経叢および鎖骨下動脈が圧迫されて起きます。上肢まで痛みや痺れが現れます。

 ②頚肋症候群
  第七頚椎の横突起が肋骨側に伸び、腕神経叢および鎖骨下動脈が圧迫されて起きます。

 ③肋鎖症候群
  第一肋骨と鎖骨の間隔が狭くなり腕神経叢および鎖骨下動脈が圧迫され起きます。前胸部に痛みが現れます。

 ④過外転症候群
  肩関節が移転時に烏口突起の下、小胸筋の下あたりを通る腋窩動脈が圧迫されて起きます。重いものを持ったり同じ作業を長時間すると、痛み・痺れが現れます。

 胸郭出口症候群の95%が腕神経叢を圧迫されるか牽引される神経性で、5%が血管性と言われています。

 

頚腕症候群の東洋医学的考え方

 原因が何であれ、経絡の変動と捉えて診断・治療を行います。特に首肩まわりの経絡に着目します。

 本治法といわれる全体調整を行った後、経絡上のツボの反応などにより、症状が現れる経絡がどこなのかを判断します。そのうえで、経絡の変動を調整していきます.

 

 

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